2014年6月13日 バルテュス展。パンツ丸見えどころか色々丸見えな少女たちの美しい絵を堪能してきました。このイケナイモノを見てる感覚は何だろう…と分析するに、多くの絵の少女が、画家を注視せずひとり遊びに没頭している様を描いてるからなんだと思う。手鏡をのぞきこむ、髪をとかす…普通オトコがいたらできない類いのひとり遊びに興じる少女たち。そしてその時少女のパンツや乳房は丸見えでなければいけないというフェチズム(笑)
思うに、視線を意に介さないのは処女性のしるしだ(だから幼女はよくパンツ丸見え状態になってる)。だけど、バルテュスの描く少女は、身体は成熟しかかってて、だからこそ男性の前でこんなあられもない姿をさらすことは本当はあり得ないはずなのだ。多分そのファンタジーを含めた官能。
もちろん色づかいや光の描き方、額の装丁など見所はエロ以外にもたくさんありましたよ。